プロフィール

「乗るのが怖い!」となって約40年

こんにちは。
ブロク管理人の“なんもく”です。

わたしは、電車など乗り物に乗るのが怖い、乗ると息が苦しくなる、ドキドキするという経験を10代の後半から繰り返しています。

毎回、毎回というわけではなく、なったり、ならなかったり。

パニックや不安を感じたとき、どうやって対処してきたかなど、わたしの経験が同じような状況にいる方々の役に立つかもと思い、このブログを書くことにしました。

今まで普通に乗れていた車が、ここ数年苦手になってきたこともきっかけのひとつです。

ブログに書いてあるのは、わたし個人が見たり聞いたり、接してきたものをヒントに築き上げたあくまでも自己流のものです。
医学的・科学的な根拠があるものではありませんので、その点はどうぞご了承ください。

このブログが少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。

わたしの症状は?

症状はおもに3つ

  • 軽いめまいや動悸
  • 腹痛
  • 息苦しさ(窒息感)

症状が出やすい場所は?

ほとんどが乗り物の中です。

  • 飛行機〜扉が閉まった瞬間、離陸時、着陸時が苦手
  • 電車〜乗りなれた区間は大丈夫、それ以外は苦手
  • 車〜見知らぬ場所に向かうのが苦手、知っている場所でも渋滞しているのは苦手、帰り道は比較的大丈夫

症状が出ても、歩きまわると気分が落ち着くことがあります。

電車内でも空いていると「もし症状が出ても歩きまわれるから大丈夫!」と思えて安心できるのか、不思議と症状が出ることは少ないです。

他には

  • コンサート会場、ライブ会場など〜もし途中で退席するようなことになったら、演者の方や周りのお客さんに迷惑をかけてしまうかもと考えると呼吸が荒くなってきます

パニックや不安を感じるようになったのはいつから?

第一期:浪人生時代

第二期:会社員時代

第三期:2020年頃から現在

第一期:浪人生時代

浪人生の時が最初でした。

受験への相当なプレッシャーからだと思います。

つらいのは、予備校に向かう電車の中。

急に腹痛と軽いめまいのようなものに襲われていました。

乗る区間は2駅、わずか5分ほどの道のりでしたが、このときはとても遠く感じたものです。

その後も繰り返すようになったので、早めに家を出るようにしましたが、途中下車を繰り返して、授業に間に合わず、教室に入れないときもありました。

受験が終わると随分とマシになりましたが、このときの体験が心身に記憶されてしまったのか、プレッシャーのかかる状況に遭うとその後も同じように症状が出るようになってしまいました。

第二期:会社員時代

いちばんひどかった時期です。

営業成績に対するプレッシャー、馬が合わない上司との毎朝毎昼のミーティングなど様々な原因がありました。

こころが圧迫されて苦しくなるのに比例して、人に囲まれ圧迫されることもつらくなっていきました。

そのため、朝、満員電車(地下鉄)に乗ることが困難になり、ほぼ毎日タクシーで通っていた時期もあったほどです。

「いったい、何をやっているんだろう?毎日タクシー代にお金を使って。何のために働いているんだろう・・・。」と自分が情けなくなったものです。

ただ、会社に向かうにはどうしてもひとりでいる空間が必要でした。

当時はまだ喫煙者でしたので、タクシーの車内で気分が悪くなりそうになるとタバコを吸ったり、外の景色を眺めたり。

どうにか気分をそらしながら、会社から5分程度離れた場所まで乗っていきました。

今思えば、車内での喫煙もタバコを吸いたいというより、とにかく大きく”息を吐きたい”という気持ちのほうが強かったように思います。

数年が経ち、配属先が変わることで上司や通勤経路も変わり、状況は少しずつ改善していきました。

第三期:2020年頃から現在

飛行機は相変わらず苦手。

電車も乗りなれた区間以外は苦手。

そして今回は車に乗ることも苦手になりました。

知り合いの車に乗っていて渋滞に巻き込まれた時のこと。

急に心臓がドキドキ、呼吸が荒くなってきたので、このままでは危ないと思い、車から降りられるように先程までいた道の駅に戻ってもらいました。

降りて少し歩きまわることで回復しましたが、同じ道を行くのは不安でしたので、遠まわりをしながら、空いている道を選んでもらい駅までたどり着くことができました。

このとき以来、車で遠出をするお誘いは断るようになっています。

数年前までは多少苦手ではあったものの、出かけること自体あまり気にならなかったのですが、いま現在はためらうようになってしまい、とても残念に思っています。

考えすぎて、余計にプレッシャー!

どのケースにも共通しているのは、起きてもいないことに対して、「もし〜が起きたらどうしよう?」と必要以上に怖れて、そのことが余計にプレッシャーになるという悪循環!

・早朝の出勤

なんもく
なんもく

こんなに朝早いとお店が開いていない!
お腹が痛くなったらどうしよう!
駆け込むトイレがないかも?

・朝、会社に向かう満員電車の中で

なんもく
なんもく

身動きが取れない!
もし気分が悪くなったらどうしよう!

降りることができない!

・最終電車で帰宅しなければならないときにも

なんもく
なんもく

最終電車だからこの電車で帰らないと!
途中で具合が悪くなったら大変だ!帰れなくなる!

→でもこのように考えたことで、結局気分が悪くなって途中下車

→深夜の街をしばらく歩いて、気が落ち着いたところでタクシーに乗って帰宅なんてこともありました。

“なんもく”は北海道の方言「なんも、なんも」から

「なんも、なんも」は北海道で使われる方言で、「だいじょうぶ」「気にしないで」「平気、平気」などの意味があります。

心臓がドキドキする、息が荒くなる、お腹が痛くなるといったとき、

・〜したから、だいじょうぶ
・〜だから、だいじょうぶ

と思うことができたら、そのようなとき身の回りにたくさんの「だいじょうぶ」があったら、少しは楽になるのでは…。

そのように思い、たくさんの「だいじょうぶ」を日々探し求めることにしました。

ブログ名の由来はロールプレイングゲーム(RPG)の「ドラゴンクエスト」からです。
日々、たくさんの「なんも、なんも」を探し求めて発信していきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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